「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

3つの庭から季節を取り込む家

南側が大通りであるといった周辺環境条件を考慮し、家の中心に中庭を設けたプランをご提案。プライバシーを確保しながらも季節の移ろいを楽しめる、開放的なリビング空間を実現しました。そして敷地の広さを活かし、中庭の他に、2つの用途の異なる庭を計画。一つは寝室に面した北側の落ちついた庭を、もう一つは、物干しスペースとしても利用可能な南東側の庭。中庭+2つの庭。この2つの庭の間に居住空間を点在させることで、それぞれのプライバシーは確保されながらも外部に繋がりを持った、環境豊かな住空間を計画しました。

竣工
2014年9月
場所
神奈川県横浜市
敷地面積
303.66 ㎡(91.86坪)
延床面積
110.13 ㎡(33.3坪)
基本性能
木造(耐震構法SE構法)・外張り断熱・2階建て

建物の中心に設けた中庭

建物の中心に設けた中庭。コの字型に配置した建物の各居室のすみずみにまで、光と風を届けます。シンボルツリーには紅葉する樹種を選択し、季節の移ろいを感じられる居住空間に。坪庭のような植栽の配置と白いタイルが、和モダンの雰囲気を演出します。

光を取り込む吹抜けの階段

2階まで吹き抜けたスケルトン階段。暗くなりがちな1階の玄関ホールにも、十分な明るさを確保しました。

意匠が映える寛ぎの和室

客間としても利用可能な和室。琉球畳がモダンな印象。

中庭に向けて開くLDK

中庭に向けて開いたLDKには終日光が差し込み、明るく開放的な空間に。リビング・ダイニング・キッチンと、どこからでも中庭の景色を楽しめます。また中庭を介して、他の居室で過ごす家族の様子も伺え、つながりを感じられる構成です。

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