「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

お客様の声

豊かな暮らしを守る 都会的リゾートモダンの家

東京都大田区 S様/2016年 お引渡し
家族構成:ご夫婦・お子さま

東京のとある住宅街、どことなくあたたかい街並みの中で、目を引く白いシンプルモダンの邸宅がS様邸です。
この街で工場を営むS様は、お祖父さまから譲り受けた土地にご家族4人で暮らす新しい家を建てました。

S様の邸宅を訪ねたのは、少しずつ寒さを感じるようになってきた秋の終わりの頃。
テラジマアーキテクツとの家づくりを振り返ってのお話を伺ってまいりました。

ハロウィンの少し前。かわいいかぼちゃのお化けが添えられた、美味しいケーキを用意してくださっていました。S様、本当にありがとうございます。
新築後、奥様はテーブルコーディネートの教室に通い始められたそう。「せっかく家を建てたから、素敵に飾りたくて」(奥様)

最も重視する条件は 耐震性とデザイン、そして暖かい家であることでした。

S様の建築計画は、今回が2回目でした。以前はお子さまの通学に便利な場所に家を建ててお住まいでしたが、下のお子さまが高校に入学されたのを機に、老朽化したご実家の建替えを決意されたそう。
「誰も住んでいない古い建物を残しておくと、放火や地震での倒壊が怖い、ということが建替えの理由でした。とは言え、急いで建替える必要があったわけではないので、建築会社はじっくり時間をかけて探しました」とS様。

住宅展示場巡りやインターネットでの検索を通じて会社探しをする中で、ご自分たちが希望する「住まいの条件」が徐々に明確になっていったそうです。そしていくつかの気に入った会社にプランニングを依頼しました。
「どの会社もいいプランを提案してくれて、例えばA社ならデザインがいいし、B社は動線が良く考えられている、など、各社の強みもわかりました。そんな中で、自分たちが最も重視する条件は何だろうと改めて考えて、それをバランス良く満たしていたテラジマアーキテクツに決めたんです。」

ご夫婦が最重要と考えたのは、「耐震性の高さ」。そして「デザイン」、寒さが苦手な奥様のご要望として「全館空調」が採用できることを比較条件としました。阪神淡路大震災を教訓に生まれ、木造でも地震に強いSE構法に魅力を感じ、その「プレミアムパートナー」と呼ばれる工務店のひとつであることが、弊社に決めた理由のひとつとなったそうです。
プランニングには1年近くの期間をかけ、じっくりと検討を重ねました。その中で、全館空調については外断熱で充分にカバーできることが分かり、ご希望を満たすプランやデザインが形になっていきました。そして建替えを考え始めてから約2年。いよいよ、本格的に家づくりをスタートしました。

東京にいるのに、まるでリゾートにいるような非日常感。

S様は「黒いシャンデリアの似合う空間」、そして「リゾート風のテラス」。奥様は「シンプルモダン」と、好みのテイストが分かれていたというS様ご夫婦。
仕上がったのは、それらの全ての要素が調和したスタイリッシュな邸宅です。

2階のLDKは、高い吹き抜けと大開口を持つ開放的でモダンでシックな空間。キッチンと収納、テレビボードは全てオーダーメイド、素材を統一しました。LDKから廊下まで床は全てタイル張りとし、空間全体としても一体感を持たせた上、ガラスの扉で空間を仕切り、緩やかに繋がりを感じられるよう配慮しています。

ダイニングに面した開口はリゾート風のテラスに面し、外からの視線を気にせずに開け放つことができます。
テラスはご家族の憩いの場。食事をしたり、お子さまが勉強をしたり、時には寝袋を出して(!)寛いだりすることもあるのだそう。今後はバーベキューの機材や暖炉を揃えていく予定。
また、テラスの壁にプロジェクターを照射して、「アウトサイド・シアター」を計画中なのだとか。壁で囲まれたテラスならではの、素敵なアイデアですね。

角地に建ち、住宅街でひときわ存在感を感じる佇まいのS様邸。シンプルモダンなデザインにクラシックなアイアンの門扉を組み合わせた外観も、ご夫婦のお気に入りです。当初は木のルーバーを使用したデザインの予定でしたが、木は手入れが必要なことや、近隣のマンションから見えないよう壁で囲むデザインに変更したことから、代わりのアクセントとして門扉をご提案。理想通りの提案に、即決だったそうです。

お住まいになって感じたことを伺うと、まずお話に挙がったのは「外断熱」の効果でした。
お話を伺ったのは10月の肌寒い時季でしたが、室内はいつも暖かく、「外の寒さに気づかないから、一歩玄関を出てから寒くて慌てて戻ることもあります(笑)」(S様)と笑うほど、安定した温度を保っているそうです。寒がりの奥様も、「朝起きてきて、全然寒さを感じない」と大満足いただいているご様子。

また、生活音や外部からの音が非常に静かであることにも、驚いていらっしゃるそう。
「建替え前の家では、夜は外を歩く人の足音や、新聞配達の人が来たとわかる音まで、色々な音が常に聞こえていましたが、今は全然聞こえず快適です。家の中でも音がほとんど響かないので、例えばテレビを見ていたりすると、突然妻が後ろのキッチンで水を出す音がして「あぁ、いたんだ」とびっくりすることがあります(笑)」とS様は話します。
音が響きづらいのは、断熱材が建物をすっぽりと包みこむ外断熱の意外なメリット。人通りの多い道路に面しているS様邸ですが、それを気にすることなく、快適にお過ごしいただけているようです。

今のお住まいについて、S様は「ここ(東京)にいながらここにいない感じ」が住まいの中にあることが面白い、と話します。
家の中は心地よく、外からの干渉を感じることのない空間。東京のいつもの街にいるはずなのに、まるでリゾートにいるような非日常感があったり、街から隔離され守られているような安心感がある。それは表面的なデザインによるものだけではなく、プライバシーの守られた建物の構成や快適性を守る性能など、全ての要素によるものと言えそうです。

上棟式の様子。家づくりの思い出は語りつくせないほどたくさんあります。

家づくり成功の秘訣は「勉強すること」

奥様は、今回の家づくりをこのように振り返ります。
「設計担当の竹沢さんはいつも私たちの要望をじっくりと聞いてくれて、好みをきちんと理解してくださっていました。
後悔したくないという思いから、何を選ぶか毎回とても悩みましたが、今思えばどれを選んでも間違いがない選択肢を竹沢さんが用意してくれていたんだなって思います。」

またS様は「建築中の現場はよく見にいきました。建心会の職人さんは一見強面だけど、話すと楽しい方が多いですね。監督の浦さんは、すごく丁寧で親切。それに職人さんに話を聞くと、浦さんは職人さんたちに本当に慕われてるんだなぁと感じました」と、現場の連携や雰囲気の良さについて評価してくださいました。

弊社を選んだ決め手のひとつであった「SE構法」についても、上棟式の時に見た柱や梁の太さに驚いたこと、重量のあるピアノやタイル、200kgを超える収納家具をおさめるのに補強が一切必要なかったことなど、様々な場面で「普通の木造とは違う」安心感を感じたエピソードがあったそう。
ダイニングの高い天井を見上げながら、「本当にSE構法にしてよかったなぁと思います。この家には満足しています」と嬉しそうな奥様を見守る、S様の愛情たっぷりな笑顔がとても印象的でした。

最後に、これから家を建てる方へのアドバイスを伺うと、「勉強すること」とS様。
家づくりの間、S様は毎週末必ず奥様と一緒にショールームに通ったそうです。お仕事の傍らのショールーム通いは大変だったそうですが、キッチン、建具、タイルなど、ひとつひとつ実物を見て検討したからこそ、イメージしていたものと完成した住まいに大きな違いがなく、満足のいく住まいが仕上がったと、S様は振り返ります。

足掛け3年、時間と手間をかけご家族で取り組んだ、壮大な家づくりプロジェクトを終えて
「ここは理想通りの家です!」と語る笑顔のS様ご夫婦。
これからも、このお住まいでご家族の幸せな思い出がたくさん紡がれてゆくことを、お祈りしています。

担当スタッフ紹介

コンサルタント:深田

コンサルタント:深田

設計:竹沢

設計:竹沢

現場監督:浦

現場監督:浦

設計担当より

テラス、リビング、キッチン、様々な場所に夢や想いを紡いでいき、打合せを重ねるたびにS様一家が楽しく住まわれていくであろう様子がハッキリとイメージできました。
S様ご夫婦の軽快なトークで、楽しく家づくりをさせていただきました。
ありがとうございました。

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