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お客様の声

SOHOのある二世帯住宅

東京都 K様/2011年 お引渡し
家族構成:ご夫婦・お子様4人・ご両親

都内の閑静な住宅地に建つK様邸には、K様ご夫婦と4人のお子様、K様ご両親の8名が暮らしています。更には1階には家業のオフィスが併設されており、常に人の声が絶えることのない、賑やかで楽しい邸宅です。
今回はお忙しいお仕事の合間にお邪魔させていただき、ご主人にお話を伺ってまいりました。

インタビューの様子

ご提案時の外観3Dパース

現在の外観写真

決め手は、イメージを具現化できる技術があること。 「夢のあるプレゼンテーションに感激しました」

元々はご両親が建てた戸建てを増築しながら、二世帯で暮らしていたK様。
次第にご家族が増えるにつれ、今の家族に合った新しい家を希望するようになったことから、家づくりをスタートされました。

しかし、容積・建蔽率の関係で、希望する広さを確保することはどうしても難しい状況。
そこで、オーダーメイドの注文住宅なら同じ広さでも空間をより広く使える家を実現できるのでは、とお考えになり、設計施工を行う会社を探されていました。

大手ハウスメーカー数社と並行してプランのご依頼をいただきましたが、そこで決め手になったのは、プレゼンテーションでご覧頂いた3Dパース。
「テラジマアーキテクツのウェブサイトに掲載している他の施工例を見ると、3Dパースと実際の外観写真がどれも殆ど一緒。CGはかっこいいけれど、実物はイマイチ…なんていうことはなく、イメージをそのまま形にすることができる会社なのだと感じました。だからプレゼンで建物の外観3Dパースを見せてもらった時、『このかっこいいパースがそのまま自分の家になるんだ!』と思うと嬉しくなりました。そんなプレゼンに夢を感じて、家族みんなが感激しました」とご主人。

そして実際に出来上がった住宅のご感想を伺うと、
「もちろん最初のイメージ通りのデザインで、満足です!」と嬉しいお言葉をいただきました。

光が降り注ぐ大空間のリビング

畳スペース側からリビング、ダイニング、キッチンをのぞむ。

奥様こだわりのキッチン。優しい雰囲気。

注文住宅ならではの、家族のカタチに合わせた家

K様邸は完全分離型の二世帯住宅+事務所です。
ご両親の世帯と、4人のお子様を育てるお施主様の世帯は、生活のサイクルも好みもバラバラ。
分離型としたことで、お互いを尊重し、気持ちよく暮らすことができているそうです。

お施主様世帯の住まいは、質感がよく自然なものを取り入れた家。以前のお住まいでは、K様自ら壁に珪藻土を施すほど、質感にこだわりをお持ちだったそうです。
今回の家づくりにおいても、特徴のあるリビングダイニングの3本の梁や床材などにそのご要望を取り入れました。
そして奥様が主導権を握ったのはキッチンまわり。木をふんだんに使った優しい雰囲気のキッチンは既製品ではなく、地元のキッチン専門の工務店で一から作ったものを持ちこまれました。
ご主人のご要望とも調和し、ぬくもりのある一体感のある空間となっています。

SE構法ならではの高い吹抜とハイサイドライトは、弊社からご提案したもの。
当初K様はどちらも「必須ではないけれど、あったらいいな」とお考えになる程度だった、と仰いますが、吹抜のおかげでこんなにも開放的でゆったりとした空間になるのかと驚いたそうです。
お子様たちも、広々としたリビングが心地よく、自然と集まっていらっしゃるとか。
また、K様はダイニングから高い窓越しに見える月を眺めながらの晩酌が楽しみなのだそうで、毎晩お酒が止まらなくて大変だよと、嬉しそうにお話されていました。

ご両親世帯のリビングダイニング

そしてご両親の住まいは、お施主様世帯のデザインを踏襲しながら、より重厚感を持たせたものとなっています。全体的に落ち着いた配色とし、間仕切りのルーバーとお母様のこだわりのドイツ製のモスグリーンのキッチンがアクセント。
ご両親がお二人で静かに寛ぐのにぴったりの、シックな雰囲気にまとめました。
構造上、どうしても日当たりの良さはお施主様世帯が優勢ですが、その分床暖房などの設備を取り入れて、快適に過ごせるよう工夫。

「お父さんが仕事から帰ってきたら、いつでも暖かくしてあげられるの。このお部屋いいでしょう」
と、お母様もニコニコ。お気に入りのご様子でした。

お施主様世帯とご両親の世帯の間には、ご家業のオフィスを設けました。
玄関のすぐ側にあり、ご家族の生活と来客や社員の出入りが干渉することのないよう計画しています。

集う空間と個の空間。どちらも家族に必要なもの

お話を伺う中、ふと室内を見渡すと、所々に楽器や美しい彫刻を施した木製家具、雑貨が並んでいました。

実はK様ご家族は芸術一家。皆様それぞれが楽器の演奏や木彫り細工などをご趣味とされているそうで、防音室となっている1階のオフィススペースや、それぞれの個室などを活用し、存分にご趣味に励んでいらっしゃるそうです。

いつも一緒に過ごしている家族であっても、互いのライフスタイルを尊重することはとても大切なことです。
お話を伺う中で、リビングに集まって共に過ごす時間を大切にしつつ、それぞれが好きなことに没頭できるプライベートな時間をお互いに尊重し合うことが家庭円満の秘訣なのではないかと感じました。

ご家族とのたくさんの思い出と、おひとりおひとりの豊かな人生を育む家を、これからも末永く愛していただけたら、嬉しく思います。

担当スタッフ紹介

コンサルタント:深田

コンサルタント:深田

設計:池田

設計:池田

施工監理:川島

施工監理:川島

設計担当より

お打ち合わせの時もとても元気いっぱいのご家族で、とても楽しく打合せを進められたことを思い出します。
楽器の演奏へのこだわりで、特別なコンセントを使用したり、ステンドグラスを壁の中に埋め込んだりと、新しい取り組みも多く私もとても勉強になりました。

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