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2022.4.14

【Owner’s Renovation】もっと気軽に屋外で寛げる『サンルーム』/東京都新宿区M邸

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テラジマアーキテクツでは、過去に弊社にて新築・リノベーションをさせていただいたことのあるオーナー様に限り、部分改修のご相談をお受けしております。
(ご建築が初めてのお客様には、全面改修/リノベーションのみご依頼を承ります。リノベーションについてくわしくはこちら

暮らしに合わせて住まいも変化が必要な場面があります。
今回は、2014年に竣工した東京都新宿区のM様邸にて行いました、サンルーム増設工事の実例をご紹介させていただきます。

《Renovation DATA》
■ 所在地:東京都新宿区
■ 竣工年:2014年
■ 改修時期:2021年
■ 改修箇所:バルコニーの一部
■ 工期:採寸、実施設計期間 約2か月/工事期間 2週間
■ 費用:約500万円

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「サンルーム」とは、屋根や開口部をガラス張りにした部屋のことを指します。
バルコニーとは異なり風雨を防ぐことができるため、アウトサイドリビングのほか、洗濯物干し、寒さに弱い植物を育てる場所としてなど、様々な用途に活躍します。

【 before 】

【 after 】

画角が少しずれていますが・・・
before、afterを比較すると、リビングに隣接したバルコニーの一部に、ガラスで囲まれた個室のような空間ができているのがわかります。

反対側から見た様子です。
リビングの一角にあるバースペースと隣り合う位置に設置。アウトドアリビングにぴったりです。

サンルームの中に入ってみましょう。

以前はバルコニー全体を木のルーバーで囲んでいましたが、サンルーム部分のみルーバーを外し、すべてガラス張りとしました。
目隠しとしてロールスクリーンを設置しています。

上を見上げると、ガラス越しの青空!

そしてヒーターが設置されています。
撮影日は寒い時期でしたが、サンルーム内は充分な暖かさを保っていました。

サンルームからバルコニー側を見た様子。ガラスの引き戸で仕切られており、開閉が可能です。
テーブルとソファがちょうどおさまるほどのコンパクトな空間ですが、ガラス張りで視線が抜けるため、圧迫感を感じることなく快適にお過ごしいただけます。

現在、ご主人さまはご自宅を中心に仕事をされており
このサンルームはミーティングルームとしても活躍しています。
個室でありながら換気がしやすいため、コロナ禍では非常に役に立ったそう。
昼も夜も開放感を堪能できる、こんな特別感のある空間なら、会話も弾みそうですね。

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近隣からの視線に特に留意し、ガラスフィルムの高さ、透け感、シェードの高さなど、完成後家具などを設置してから細かく打ち合わせしてから製作することで、快適にお過ごしいただける空間に仕上げることができました。

サンルームは防水バルコニーの上に設置するため、また部材の構成上、多少の隙間風が入ることはあり、気密性は室内と異なります。
とは言え、冬場でも十分な暖かさを保つことができていました。

M様からは「気候の良い春、秋だけに限らず冬でもアウトドアリビングとして利用することが出来るようになり嬉しい」というご感想をいただいています。

バルコニーやテラスをなかなか活躍させられずにお悩みの方、サンルーム作りにご興味のある方は、ぜひテラジマアーキテクツ コンストラクションサービスまでお問合せください。

 

※サンルームを作ることは増築にあたり、防火指定のある場所で行う場合、確認申請が必要になります。また、お住まいの条件により承ることができない場合がございます。予めご了承ください。

 

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