2023.6.8
「設計施工一貫体制」の家づくりにおけるメリットについては別のコラムでご説明しましたが、テラジマアーキテクツでは、アフターメンテナンスについても自社内で対応できる体制を整えています。
テラジマアーキテクツでは、2015年にアフターメンテナンス専門部署・コンストラクションサービスを立ち上げました。
その目的・メリットは、大きく分けて２つあります。
１．メンテナンスの迅速かつ綿密な対応が可能
一般的に、住まいのアフターメンテナンスは専門の業者に委託されるか、建築会社の子会社等で実施されることが多いものです。設計・施工と別の会社が対応する場合、図面や仕様書などに記載されない情報は共有されません。
中小の工務店においては、設計担当者や施工管理担当者（現場監督）が対応することが一般的ですが、引渡し直後は細やかに対応してくれていた担当者も、年々対応に遅れがでてしまう、または退職してしまい適切に引き継がれないままとなってしまうということもあります。
適切なメンテナンスが住まいの価値を高め、暮らしの質を高めます。
テラジマアーキテクツでは、メンテナンス専任のチームを設けることで、オーナー様からのご相談、ご依頼に緻密に対応することを可能としました。
所属するスタッフは、設計及び施工の経験豊富なベテランを中心として、テラジマアーキテクツの家づくりを熟知したメンバーで構成されています。
初回点検以降の点検やアフターサービスにつきましては、コンストラクション・サービスの専門のスタッフが対応いたします。
コンストラクションサービスは、お住まいのかかりつけ医のような存在。修繕等が必要な場合、いつでも専門スタッフがかけつけます。修繕の記録はお引渡し時の図面とともに永年管理し、お住まいの安全を見守ります。
また、コンストラクションサービスでは、修繕のほかご要望に応じてクリーニングやリフォーム、ご家族の暮らしの変化に応じた大規模なリノベーションなど、様々なご相談を承っています。
★参考記事★
【Owner’s Renovation】家族構成と周辺環境の変化に対応するリフォーム／東京都目黒区M邸
【Owner’s Renovation】もっと気軽に屋外で寛げる『サンルーム』／東京都新宿区M邸
２．メンテナンス履歴や情報を活かして、より高品質な設計施工を実現
自社内にメンテナンス部門を持つことのメリットは、オーナー様へのサービス品質維持のためだけではありません。
コンストラクションサービスが対応した修繕や天災等によるトラブルの情報を、設計・施工担当者や職人集団・建心会と共有することで、今後の家づくりに直接フィードバックすることができます。
テラジマアーキテクツでは、各部門の専門性・技術力を高めるとともに、会社全体で知見を共有し、設計・施工力を高めていくための取り組みを行っています。そのために、コンストラクションサービスの存在はなくてはならないものと考えています。
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