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2005.3.24

漆、うるし、ウルシ?

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厚いコートを脱ぎ捨て、春がやってきました♪
でもなんだかこの頃ぐずついた天気ですよね・・・
天気につられて心までどんよりしてしまうB型の私。

そんな気持ちを払拭すべく、本日は明治神宮で開かれた漆の展覧会に行ってきました。
明治神宮、緑が多くてとても都会のど真ん中とは思えません。
(すでにこの時点でかなりのライフゲージを回復☆)
作品を出展なさっているお客様がわざわざ案内をしてくださったのですが、「漆といえば器」という単純な回路しか持ち合わせていなかった私たちは驚きました!

作者の国は日本、韓国、台湾、スペイン。器、箱はもとよりオブジェ、絵、屏風など多岐に渡っていました。
螺鈿や蒔絵、卵の殻を埋め込んだり、漆の色もカラフル☆
作品一つ一つに個性があって、たとえばスペインの作品には南の国の独特の色遣いから乾いた空気、パッションが感じられました。

本物の漆は使い込むほど豊かな艶が出てくるそうです。
本物を大切に使い後世に伝えていくこと、それが情操教育にもつながるとのお話を頂きました。
製法と特徴を事細かに教えてくださったお客様Hさん、どうもありがとうございました!おかげで見識が広まったばかりか心が豊かになりました。
漆を取り入れた空間がどのような語りかけをしてくれるか、家の完成がますます楽しみですね。

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