「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

お客様の声

美しい景色を取り込み穏やかな時間が流れる暮らし

東京都目黒区 A様/2013年 お引渡し
家族構成:母・ご夫婦

満開の桜が、窓の向こうに広がるー。そんな素晴らしい景色を望むA様のお宅は、都心の閑静な住宅街にあります。

「とある美術館のピクチャーウィンドウから見た桜の花の光景が忘れられず、家の正面にある桜の木をピクチャーウィンドウで切り取ってほしいとお願いしました」とA様。
この家のポイントであるこだわりは、桜の風景を取り入れた大きなピクチャーウィンドウでした。建築現場を何度もシミュレーションし、慎重に高さや大きさを決定していきました。

「ダイニングテーブルに座ると道行く人の姿は消え、桜の木だけがまるで絵のように切り取られます。プロが実現してくださった夢のような景色です」
そう穏やかに微笑むA様に、テラジマアーキテクツでの家づくりを振り返っていただきながら、お話を伺いました。

家のすぐ前に公園の大きな緑が広がる抜群の住環境。満開の桜、新緑の緑…四季折々の景色を額縁のように切り取ります。

デザインと職人のものづくりの両立、一体感に納得

この住まいに暮らすのは、A様と息子さんご夫婦。土地探しや依頼先の選定は息子さんが中心となって進めました。
息子さんがテラジマアーキテクツに相談にいらっしゃったのは、まだ土地を探していた頃のこと。それから約1年後、桜の木のある大きな公園に面したこの敷地に出会い、プランのご依頼をいただきました。

南東側に環境の良い大きな公園が位置する敷地条件と、海外のお客さまも訪問されるA様のアトリエスペース。
この二つの条件から設計の山田が考えたA邸のテーマは「緩やかに外部と繋がる住宅」
1Fアトリエスペース、住宅玄関それぞれのアプローチ空間を露地のように計画。格子の壁、庭という手法でそれぞれ道路との間に結界をつくり、アプローチ空間を演出するとともに、外部の環境を穏やかに内部に取り込みます。
2FにはA様と息子さんご夫婦兼用のLDKを配置。そのリビング・ダイニングに沿うようにバルコニーを計画することで、室内外が一体に感じられます。

「息子が選んだ数社にプランをお願いしましたが、外の環境に溶け込む一体感のある住まいを希望していたので、テラジマアーキテクツの提案は最初から気に入りました。依頼先の候補にした会社の見学会には出来る限り足を運び、実際に建った家を見て判断しましたね。テラジマアーキテクツの家には、共通して無駄のないシンプルさと空間を楽しめる雰囲気を感じました」

また、自身も伝統的な日本刺繍のアーティストとしてご活躍されているA様にとって“デザインと職人による家づくりの両立”というテラジマアーキテクツの特徴は大きな決め手に。
「職人さんの手仕事は本当に素晴らしいものです。デザインと職人さんのものづくりの一体感に納得して、テラジマアーキテクツに家づくりをお願いすることに決めました」

1Fアトリエ。和を感じる素材を随所に取り入れ、落ち着いた時が流れる風雅な空間。

箱を積み重ねたようなシンプルモダンの外観。墨のような外壁の色、道路からの視線を遮る木製のルーバーが和の趣を感じさせます。

住宅玄関。石をリズミカルに配置して露地のような空間を演出しています。

アトリエの展示スペース。住宅玄関からの借景が目を楽しませてくれます。

住むほどにわかるデザインの奥行き

A邸の特徴のひとつは1Fにあるアトリエ。土間の展示スペースと小上がりの畳スペース、教室スペースからなるアトリエにはA様の作品が美しくディスプレイされ、静謐な空気が漂います。 多くの方をお迎えしても窮屈に感じないように、天井高は2,700mmと1Fの他の居住スペースより高めに設定。また、海外のお客様がいらっしゃることもあるため、茶室の露地を思わせる格子に挟まれたアプローチ空間の演出、石や畳、障子などの素材使いに和のデザインを取り入れています。

「山田さんは本当に勉強熱心な方で…。私が漠然と『和を感じる空間が好き』とお伝えしたことを、素材使いやディテールに和のエッセンスを散りばめることで表現してくださいました。京都、奈良、金沢…そういった場所で日本ならでは美しい風景に触れる度に『あの雰囲気は家にも通じるものがあり、あの時感じた景色のテイストは家にも存在する』と気付かされ、住むほどにわかるデザインの奥行きに感心しています」
道具用の収納棚の設置、畳スペースの下部に床下収納を設けて作品を仕舞っておくことができるようにするなど、アトリエをすっきりと見せる工夫も。 「アトリエは心落ち着けるお気に入りの場所。道具や仕舞う物を一つひとつ確認して設計してくださった収納は使いやすく、散らかりそうになった時もふと山田さんの顔が浮かんで…(笑)ずっと綺麗に使い続けたいですね」

「それぞれの部屋の配置もよく考えられていて、とても暮らしやすいです」というA様。
例えば、水まわり。共働きの息子さんご夫婦とA様の生活時間の違いを考え、水まわりを1Fと2Fに分けるのはもちろん、1FはA様の主寝室から洗面、浴室をウォークスルーにすることで快適かつスムーズに。また、浴室の窓からは、外の坪庭の眺めを楽しめるようになっています。一方、2Fの息子さんご夫婦の浴室はバルコニーに面して心地よく開放的なバスルームに。
「動線やデザイン…想像しなかった部分への設計や細かな配慮が、家全体の快適さに繋がっているように感じます」

2FにあるLDK。床の高さを変えて、手前側をリビング、奥をダイニングと空間を緩やかに区切っています。ダイニングの先に見えているのが、こだわりの大きなピクチャーウィンドウ。

眺めを楽しみながら調理ができる2Fのキッチン。1FにはA様専用のミニキッチンも備えています。

伝統的な日本刺繍のアーティストであるA様による美しい作品の数々。

満ち足りた暮らし、穏やかな時間

三者三様のライフスタイルを送るA様と息子さんご夫婦。それぞれが自分の落ち着ける場所で、それぞれの過ごし方で寛いでいるそうです。
A様の過ごし方は?
「春はアトリエで桜を眺めながら作品を作ったり、秋になると近所を散歩しながら紅葉した葉っぱを集めたり。家の中でも家の外でも、日々楽しいことを発見しています」

外の景色を取り入れ、外と緩やかに繋がるこの家には、いつも清々しい空気とゆったりとした時間が流れています。
「いつでも新鮮な気持ちでいられる家です。この家での暮らしが満ち足りているので、余計な物は欲しくなくなりました。要望をお伝えする時『これから先の人生、この家に住んでよかったと思いたいです』とお話しましたが、その通りになりましたね」
周囲の方からも大変好評で、なんとこの家をとても気に入ったご友人のひとりが「どうしても見せたい!」と他の友人を連れてきたこともあるのだとか。

これから家づくりをする方へのアドバイスを伺うと「将来のことや住むことでわからないことは素直に伺い専門家のアドバイスを聞いて理解すること、自分の希望は小さなことでもできるだけ伝えてコミュニケーションを取ることが大事だと思います。テラジマアーキテクツはそれが出来る会社だったので、信頼に繋がり、安心して家づくりを任せることができました。お陰でこうしておけばよかったという後悔は一つもありません」

自然を感じながら暮らすことは気持ちに豊かさももたらします。
「新緑の季節もとても綺麗ですよ。いつでも遊びにいらしてね」と話すチャーミングなA様。
これからも四季折々の美しい景色を取り込み、ご家族それぞれが穏やかに日々の暮らしを送っていくことと思います。

担当スタッフ紹介

コンサルタント:原

コンサルタント:原

設計:山田

設計:山田

現場監督:浦

現場監督:浦

設計担当より

周りの環境と建物のバランスが一番に重要だったため、窓や家具の寸法は現場で一つひとつ確認していただき決定していくなど、A様には色々とご迷惑をお掛けいたしました。。
お陰で敷地条件とA様ご家族の穏やかな雰囲気が呼応するような住宅となりました。今度は新緑の季節に伺えますのを楽しみにしています。

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