「光と風」都市の家づくりなら

Q．家づくりのきっかけを教えてください

駅前の3LDKのマンションを持っていたのですが、子供が3人おりまして、大きくなるにつれて部屋を分けてあげたいという思いが出てきました。元々は中古も含めて戸建てを探していましたが、大体が3LDKや大きくても4LDKなんですね。4LDKでも良かったのですが、何か用途があった時に使う多目的な部屋がもう１つ欲しいと思い、少し大きな家を探していて、なかなか見つからなくて。
であればと土地を探し始めて、３年以上かかりましたが良い土地が見つかったので、建ててみようかと検討しました。土地探しの期間を含めると、５～６年はかかりましたね。

Q．建築会社はどのように探しましたか？

土地が見つかってから、会社選びを始めました。最初は住宅展示場にお伺いして、大手ハウスメーカーを見ていました。展示場の家は豪華ですし、このまま住めるのなら…というお家ばかりでしたね。

テラジマさんにお伺いしたのは、モダンリビングがきっかけです。長い間ずっと家を探している中で、モチベーションにしながら読んでいた雑誌でした。ML WELCOMEも、テラジマアーキテクツと星野建築事務所のデザインが好きで、よくチェックしていました。やっぱり載っている家はすごい家ばかりなので、ちょっと厳しいだろうなとは思っていたものの、ハウスメーカーにお願いするのだったらダメもとで一度…とテラジマさんに伺いました。

想像を超えたプランに惚れてしまいました

Q．テラジマアーキテクツを選んだ理由は？

ハウスメーカー３社とテラジマアーキテクツにプランを依頼して、部屋数や吹抜け、LDKの広さ等々、要望はすべて同じ条件でお伝えしました。どのプランもすごく素晴らしかったのですが、ハウスメーカーさんはすべての要件は満たしていなくて、何度か修正をお願いしました。そんな中でテラジマさんは全部の要望を入れてくださっていて、もう「これだ！」というものが一発で出てきたんです。自分の想像を超えたものをもらえて、それにもう惚れちゃったんですよね。

なので、最初にご提案いただいたものからデザインはほとんど変わっていません。何も注文をつけるところがなかったんです。一度、私たちの予算の関係で1000万円くらい下げてほしいとお願いしたのですが、当初のデザインから大きく変わってしまって。これじゃない、少しお値段が上がってもいいので、元のデザインに近づけてください、とお願いしました。

この土地は変形地で三角になっている部分があるのですが、ハウスメーカーではその部分が使えず長方形のプランで、広がり感がないと思いました。テラジマさんのプランは土地を余すことなく使っていて、最大限に活かされているところも魅力でしたね。

印象に残っているのは、安心してお任せできたことと、打合せが本当に楽しかったこと

Q．家づくり中のことを教えてください

大工の友人がいるのですが、基礎を見たときに「鉄筋コンクリート造？」と聞かれたくらい、本当にすごかったです。どれだけの家が建つの、と言われていました。(笑)　その基礎と友人の反応を見て、安心して工事をお任せできましたね。
骨組みが出来たときは、柱の太さに驚きました。ハウスメーカーでも同じようにボルトで止める工法をやっていて、色々と説明を受けたことがありましたが、実際に見ると全然違いました。「本当に、テラジマで良かったな」と思いました。これは自信を持って言えます。

打合せがとても楽しかったことも印象に残っています。２週に１回くらいの頻度でしたが、事務所に伺ったあとにお茶をしたりケーキを買ったり、お出かけ気分でした。
林さんは色々と提案してくださいました。当初のプランでは窓がもっと少なかったのですが、林さんが「ここが暗そうなので窓を付けましょうか」と。実際に今生活していて、もしここに窓がなかったら暗かっただろうな、と思うところが結構ありますね。逆に、林さんの「おすすめしない」という言葉を無視してトイレの上に棚を付けたのですが、位置が高くて案の定使っていないです(笑)

仕様を決めていく際には、これまでの事例をたくさん見せてくれて、それを見ているだけでも楽しかったです。色々と決めなければならないのに、それよりも事例の方に興味が湧いてしまって、その家のデザインについてなど余計な質問ばかりしていたのをよく覚えていますね。

見学会にも一度行かせていただいて、天井の板はそのお宅で使われたのと同じものを使わせていただきました。本当にすごいお宅だったので、雲の上の存在というか、あまり参考に出来ないのでは…と思ったのですが、林さんが「こういうことが出来ますよ」と具体的な提案をしてくださって。実際のお家を見れたのはとても参考になりましたし、イメージしやすくて良かったです。

Q．お引き渡しのときのご感想を教えてください。

「これで終わっちゃうんだ」という感じでしたね。引き渡しの説明を受けた後、「これで皆さんが帰られたら終わりなんだ。また来週あの事務所に行って打合せをしないのか…」と、寂しいような気持ちでした。それだけ、打合せが本当に楽しかったんですよね。
妻は、「実感が湧かない、ここに自分が住む想像が出来ない」と言っていました。思っていた以上に良くて、「ここが本当に私の家なのかな」という気持ちになったそうです。

子供たちもすごく喜んでいました。これまでは一番上の子しか個室がなかったので、自分の部屋があることがまずすごく嬉しかったと思います。それぞれ自分で床材と壁紙を選んだのですが、実際に自分の選んだものになっていて、思った通りに出来ていたのがとても嬉しそうでしたね。

子供たちとの今を暮らしやすく、巣立った未来も楽しみにできる家

Q．新居での暮らしはいかがですか？

マンション住まいのときにコロナ禍になり、リモート会議中は家族に静かにしていてもらうなど結構大変だったので、この家に引っ越せて本当に良かったです。出社していないのでほぼ毎日家で生活していますが、一人ずつの部屋もあり、吹抜けのロフトにあるデスクでも仕事が出来て、快適に過ごせています。家族がコロナに感染した時も、個室があってトイレも２個あるのがとても助かりました。ちょうど受験期だったので、もしマンションだったら大変なことになっていただろうなと思いましたね。

引っ越してきて最初に驚いたのが、朝起きたときの静かさです。以前のマンションは隣に商業施設があったり廊下を歩く人の音が聞こえたりで朝からとてもうるさかったのですが、ここはすごく静かで鳥のさえずりしか聞こえない。今はもう耳が慣れて車の音も聞こえるようになってしまいましたが、住み始めた頃は「こんなにも静かなのか」と驚きましたね。

子供たちの共有の勉強スペースとしてロフトにデスクを造作したのですが、今は主に私の仕事場になっています。子供たちは、ロフトの真ん中に本棚も作っていただいたのでそこから本を持ってきて読んでいたり、ピアノを二人で弾いていたり。当初の目的の勉強こそたまにしかしていないものの(笑)、ロフトがきょうだいの交流場所になっています。

子供たちが将来結婚して家を出ていったときにも、この家だったら家族を連れてきてみんなで集まれそうだな、と思います。子供部屋が２つ並んでいるのですが、その間の壁を取り除けるようにお願いしてあって、子供が巣立ったらその壁を取って一つの大きな部屋にして、一家族が泊まれるようにしたいなと考えています。

Q．これから家づくりをされる方へ、満足のいく家づくりのためのアドバイスを教えてください

難しいですね…我々も一度しか建てたことがないので (笑)
まず自分がこういう家に住みたいというイメージを持つことが大事かなと思います。たくさんの事例をご覧になって、その中で自分が良いと思うものに近いとか、イメージを実現してくださるような会社にお願いするのが良いと思います。私はアプリで事例を見ていたのですが、ご自宅を紹介している方がたくさんいて使用したタイルの品番まで書いているのもあるので、仕様決めにはとても参考になりましたね。

あとは、テラジマさんを選んだ決め手としてもお話しましたが、ハウスメーカーには何回もプランを書き直してもらった一方で、テラジマさんが出してくださったものは一度で「これだ！」となったので、そういうインスピレーションというか、感覚が合う会社を探すのが良いのかなと思います。自分の想像を超えたものをもらって、それに惚れてしまったので(笑)　そういう感覚が合う、惚れるような会社との出会いがあれば、それが何より一番なのではと思いますね。