「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

建築実例・注文住宅/商業ビル他

ラグジュアリーな和モダンのハウススタジオ

和モダンの落ち着いた大人の邸宅をイメージしてデザインされた邸宅風ハウススタジオ。
大勢の来客を想定した大らかな間取りと、スキップフロアやロフトが生み出すリズミカルな空間構成が魅力のプランです。
緻密な照明計画により、様々な暮らしのシーンを自在に演出できるよう工夫しています。
また、一体の空間として描かれた和室とルーフバルコニーも見どころのひとつ。一般の住宅にも生かすことのできる、豊かな暮らしを演出するアイデアが盛り込まれています。

竣工
2024年4月
場所
東京都大田区北馬込
敷地面積
206.78㎡(65.55坪)
延床面積
218.05㎡(65.96 坪)
基本性能
木造(耐震構法SE構法)・外張り断熱・3階建て

幅の広い階段が印象的な玄関ホール

敷地の高低差を活かして計画した階段を見せ場に、ドラマティックな雰囲気に仕上げた玄関ホールです。
階段横の壁には石調のタイルを貼り、飾り棚を付けて演出しました。
地窓からは緑を楽しめるように工夫しています。

スキップフロアの大空間LDK

敢えて段差を付けてリビングとダイニング・キッチンをゾーニング。吹抜けの高天井が開放感あふれるLDKです。
「艶っぽい空間」をテーマに、和モダンの邸宅全体と調和する落ち着いた雰囲気になるようデザインしました。

■Furniture:LIVING HOUSE(リビングハウス)

天然石のアクセントウォールのあるリビング

華やかな印象のリビング。テレビ背面の壁には天然石をスライスした壁材を使いました。軽量かつタイルよりコストを抑えられる点が魅力です。
2灯並べた3連のダウンライトは、それぞれの灯体の向きを自由に変えることが出来るもので、空間全体を照らしながら天井をすっきりと見せることができます。

■Furniture:LIVING HOUSE(リビングハウス)

ゆとりあるコの字型のキッチン空間

壁面収納とL字型のキッチンを組み合わせました。
リビング側には3人が並べるカウンターを計画。レンジフードはベンチレーションのタイプのものを採用しています。
収納については重たい印象にならないよう工夫したデザインとなっています。

■Kitchen:Arno(アルノ)

2階:和モダンの寝室

障子を間仕切りに使った和モダンの寝室。間接照明で華やぎを添えました。
1階の床材はウォルナットを使用していましたが、2階ではオークを使用。リラックスした優しい雰囲気に仕上げています。

LDKを見下ろすロフト

セカンドリビングとして計画。ライフスタイルによっては子ども部屋や書斎など、様々な使い方が出来る空間です。
下階からのレベル差は約1.7mほどと低めに設定されているため、LDKとの一体感を感じられます。
LDKとの間には、耐火クロス製防火/防炎スクリーンを設置。本来、竪穴区画のため防火シャッターやガラスなどで区画する必要がありますが、重い印象になることを避けるために開閉の出来るスクリーンを使っています。

■Furniture:LIVING HOUSE(リビングハウス)

和モダンのトイレ

縦のラインが強調された、和の要素のあるトイレ。竹をイメージしたタイルを壁に使っています。
丸型ミラーとペンダントライトをリズミカルに配置し、モダンな印象をプラスしました。

Rを描く壁が特徴的な和室

土間の前室のある和室。床の間の下がり壁をRを描くデザインに仕上げるため、壁の仕上げには壁紙を使わず塗り壁としました。
一般的な床の間より奥行きを浅めに設定している分、奥の壁の色を少し濃くすることで、奥行き感を演出しています。
窓から日本庭園風のルーフバルコニーを眺めて愉しむことができます。

日本庭園風+人工芝のルーフバルコニー

ルーフバルコニーを二つに分け、手前側は室内から眺めて愉しむ日本庭園風の誂えに、奥側には人工芝を貼って仕上げました。
外からの視線を遮るため、斜線制限にかからないぎりぎりの高さの壁を設定。室内同様に、様々な過ごし方、楽しみ方ができる空間となりました。

夕暮れのライトアップ

ルーフバルコニーには照明を設置。暗くなるとライトアップを愉しめます。

loading