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2014.11.22

ハイサイドライトのススメ

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設計の池田です。

窓をどこにどうつけるか」
ご契約を頂き詳細の打ち合わせをしているお客様が先ず、ぶつかる山と言っても良い問題です。
なにせ実物を見る事が出来ず紙の上で考える事ですから、雲をつかむように感じる事もあるかもしれませんね。
私たちは色々なその家や住まい手にあった窓を提案しています。

IMG_20141016_125157.jpg

これは、先日現場に行った時に撮った写真です。
勾配天井で上がった部分の壁に横長の窓をつけるための下地が施工されていました。
この建物は南北に奥行がある形状の家なので、普通に屋根をつけるとずっと奥の部分に窓をつけざるを得なくなります。
そうすると北側の部分まで光が届かない為、あえて屋根に段差を作り部屋の真ん中部分の高い位置に窓を設けました。
このように高い位置に設ける窓を「ハイサイドライト」と言いますが、見ていただいて分かるでしょうか?敷地の南側には隣家が迫って建っているにも関わらず、ハイサイドライトは隣家に邪魔される事無く青空を見通す事が出来ています。

そしてちょうど飛行機雲を引っ張って飛行機が飛んで行くところでした。
「何ものにも邪魔されないプライベートな空を見上げてのんびり」
そんな窓と生活はいかがでしょうか?

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