「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

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2026.7.17

都市に、光と風を。テラジマアーキテクツの「都市型住宅」設計と施工の工夫

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密集した街並み、隣接する建物、通行人の視線——都市部で家を建てるとき、多くの方が「開放感」と「プライバシー・防犯」の両立に頭を悩ませます。テラジマアーキテクツが創業以来60年以上にわたり向き合ってきたのは、まさにこの課題です。

私たちが掲げる「光と風の家」は、単なるコンセプトワードではありません。中庭の配置、窓の高さ、階段の構造、素材の選び方などのひとつひとつのアイデアと、それを形にする職人の手仕事が積み重なって、はじめて都市の中に「開放的で安心して暮らせる住まい」が生まれます。

この記事では、実際の建築実例を交えながら、テラジマアーキテクツが「都市型住宅」「光と風の家づくり」をどう実現しているかをご紹介します。

都市部の家づくりで最も難しいこと

都市部の敷地には、郊外や地方にはない制約があります。隣家との距離が近い、道路からの視線が入りやすい、袋小路や旗竿地で採光が限られる——こうした条件のなかで「自然を感じられる豊かな環境で暮らしたい」というニーズに応えるのは、簡単なことではありません。

テラジマアーキテクツでは、それぞれの土地環境にあわせて「開放性」と「防犯・プライバシー」を両立させる設計手法を積み重ねてきました。その代表的な手法をご紹介します。

中庭を「光と風の入り口」にする

外部からの視線を遮りながら光と風を取り込む、もっとも効果的な手法のひとつが中庭です。

例えば「空とつながる回廊の家」は、中庭を中心とした回廊型の邸宅。リビング・ダイニングには中庭とバルコニーに向けた大きな開口部を設け、周囲を気にすることなく抜群の開放感を得られる間取りとしました。

同様に、「光と影が織りなす美しい家」では、中庭と外庭の二つの庭に囲まれる配置を採用。昼は光と風が楽しめる抜けの良い空間となり、夜は庭のライトアップを室内から眺められる、時間帯によって表情を変える住まいに仕上げています。

高窓・すりガラスで「見せずに採光する」

道路や隣家からの視線が気になる立地では、窓の位置と種類の選び方が開放感を大きく左右します。

「自然とつながる家」では、階段ホールにすりガラスの大きな窓を縦に連ね、プライバシーと採光を両立。すりガラスが光を柔らかく拡散し、室内全体に心地よい明るさをもたらす工夫がされています。同じ住まいでは、キッチンの高窓にガラスブロックを並べ、外からの視線と強すぎる自然光の両方を和らげる、といった細やかな調整も施されています。

ハイサイドライトで「視線より高い位置から光を届ける」

隣家との距離が近い都市部の敷地では、通常の高さの窓では視線が気になり、カーテンを閉め切らざるを得ないことも少なくありません。そこで効果的なのが、壁面の高い位置に設けるハイサイドライト(高窓)です。視線が届きにくい高さにありながら、部屋の奥まで光を届けられるため、プライバシーと採光を同時に確保できます。

「高揚と安らぎのある上質モダンの家」では、3m以上の高さがあるリビングダイニングの隣家に面する側にハイサイドライトを設置。反対側の中庭にはおおらかな開口を設けることで、視線が気になる方向は高窓で、開放感を求める方向は大開口でと、窓の役割を面ごとに使い分けています。

また、大開口と高窓のある大空間LDKの実例では、東西それぞれにハイサイドライトを設け、大開口とあわせて主な採光口として計画。高天井の大空間に、面積以上の広がりと開放感をもたらしています。

ドライエリア・スケルトン階段で「立体的に光を落とす」

都市部の限られた敷地では、平面だけでなく縦の空間を使って光を届ける工夫も欠かせません。

「自然とつながる家」の地下一階の玄関は、ドライエリア越しに光と風、緑を楽しめるよう設計。スケルトン階段を採用することで、階段ホールを通じて上階から下へ光が抜け落ちるように計画されています。地下という「光が届きにくい」条件を、むしろ縦方向の開放感をつくる要素として活かした好例です。

屋外を室内の延長にする

視線を遮りながら屋外とのつながりを保つには、建具や植栽の使い方も重要な要素です。

「光と風、緑を楽しむ都市の家」は、オフィス街に近い都心の住宅地に建つ邸宅。セキュリティとプライバシーに配慮しながら、屋外スペースと屋内を一体の空間としてつなげる演出を施し、都心にいながら光と風、緑を感じられる住まいとしました。プライベートなバルコニーには外部からの視線を遮る二面のルーバーを設け、夜はライトアップされた植栽が美しく映える計画としています。

「標準仕様」がないからこそ、その土地にふさわしい住まいを突き詰められる

こうした設計を絵に描いた餅で終わらせないのが、設計事務所機能を持つ工務店としてのテラジマアーキテクツの強みです。

私たちの家づくりには、標準仕様やオプションという概念がありません。住まい手が希望する素材や設備は、物理的・法的な制約がない限り、基本的にどんなものでも採用が可能です。中庭に面したガラスの寸法、ルーバーの角度、すりガラスの拡散具合——「光と風をどう取り込むか」という設計上のこだわりは、標準化された部材の組み合わせでは実現できません。一棟一棟、職人の手仕事によって初めて形になります。

また、建物の構造躯体(スケルトン)と内装部分(インフィル)を分離する「スケルトン&インフィル」の考え方に基づいた設計も、長く光と風を享受できる住まいを支える技術的な土台です。家族構成やライフスタイルの変化に応じてリフォーム・リノベーションがしやすくなることで、竣工時の開放感を将来にわたって保ち、育てていくことができます。

制約のなかで実現する「光と風」の都市型住宅

「都市型住宅」「光と風の家づくり」とは、隣家との距離、視線、限られた敷地などの都市部特有の制約を、中庭、窓の設計、階段や地下空間の使い方、ルーバーや植栽といった具体的な手法によって、開放感へと転換していくことで生まれます。

ここでご紹介した実例はほんの一部です。ぜひ建築実例ページもあわせてご覧いただき、それぞれの住まいで「光と風」がどのように設計されているか、ご確認いただけますと幸いです。

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